- 2015年7月入所
- 実務経験年数:2年
- 弁理士
- 2014年度弁理士試験合格
- 2015年度弁理士登録
■入所してからの感想
前職ではIT企業のSE等を経験しました。女性でも生涯働き続けることができ、また学生時代の知識を活かせる資格を取得したいと考え、弁理士試験を志しました。弁理士試験合格後に転職活動を始め、業界未経験者に対しての教育体制が整っていることを第1条件として事務所を探している中で当所と出会いました。
入所してまだ3年未満と経験は浅いですが、世の中に出る前の新しい技術に触れることができるのは毎回好奇心がかきたてられます。常に勉強が必要になる業界ですが、その勉強も苦にならないような面白い発明に出会うことができます。自分の担当している技術分野だけでなく、日々の生活の中で、世の中の技術にアンテナを張り巡らせておくことも非常に重要だと感じています。
■「私の一日」
10時頃に出勤して、午前中の頭がスッキリとしている時間帯に書き上げた出願書類の最終チェックなどを行います。11時半からお昼休憩になりますが、ピークの時間帯とずれているため外食する場合、お店がすいているのは嬉しいです。午後は、指導者の方のチェックをうけながら、もくもくと明細書を書きます。疲れたらお菓子を食べたりと適宜リフレッシュします。私の場合は、21時前後に退勤しますが、予定があるときなどは早めに帰ったりと調整がしやすい職場だと思います。
■入所される方へのメッセージ
未経験者に対する教育体制が非常に整っている事務所だと感じます。技術的なことだけではなく、考え方、明細書に使用する言葉の使い方など、他の事務所ではなかなか受けられないような丁寧な指導を受けることができます。このような教育体制が当所の「高い品質のサービス提供」の維持に繋がっていると実感します。業界経験者だけでなく、この業界でやっていくという強い決意と丁寧な仕事ができる技術者を目指したいという未経験の方にもお勧めです。
<指導者からのコメント>
Hさんが作成した草案を確認して表現の問題点を指摘したり、発明の捉え方や特許性について議論したり、といった指導をしてきました。入所当初は、弁理士資格は既に取得していたものの特許実務は全く未経験という初心者でしたが、入所から2年が過ぎ、明細書の具体的な表現はもちろん、発明の捉え方や拒絶理由への対応等についても、かなり習熟してきたと実感しています。構造や電気、ソフトウェア等の様々な技術分野に挑戦してきて、幅広い技術分野に対応できる実務能力も取得しつつあると思います。また、入所当初から特許面談にも積極的に同席してもらいました。数多くの面談で発明者や知財担当とのやりとりを体験し、発明者からの説明を理解するだけでなく、その説明を踏まえて自分で考え、重要な指摘や質問をその場で積極的にできるようになってきました。最近は、私が気付かなかった観点が指摘されることもあり、指導する立場としても勉強になる機会が数多くあります。